東京ローズという言葉を知っていますか?
東京ローズとよばれた、
女性たちの数奇な人生を追います。
題して、東京ローズの真実・・・
”東京ローズ”とは第二次大戦中アメリカのGIに対して、
日本の対米宣伝放送(英語)に従軍していた女性アナウンサーに付けられたニックネームです。
声だけで実体のない存在であり、
実際には一人の女性を指すものではありません。
「ただ一人の東京ローズ」だときめつけられてしまった
アイバ戸栗は反逆罪で有罪とされ、アメリカの市民権を奪われた。
その結果、
彼女は六年二ヶ月を刑務所で過ごすことになる。
しかし、
釈放後二十一年たってフォード大統領は
彼女に対する有罪判決が偽証に基づくものであり、
裁判自体にもさまざまな不正があったとしてアイバ戸栗に特赦を与え、
彼女の市民権を回復した。
彼女の両親は日本人だがロサンジェルスに生まれており、
アメリカの建国記念日に生まれたことを誇りにしていた。
アイバの母親の妹が重い病気にかかり、日本へ行って
叔母に会ってきてくれと父親から頼まれた。
しかしアイバが帰国する前に第二次世界大戦が始まり、
日本で敵性外国人として暮らすことになってしまった。
圧力をかけられたにもかかわらず
アメリカの市民権を放棄することを拒んだ。
彼女は生活費を稼ぐため英語を生かしたいくつかの
パートタイムの仕事を見つけた。
そのうちの一つがラジオ東京(NHK海外局)で英語のアナウンスを
タイプする仕事でした。
ラジオ東京でアイバはオーストラリア人捕虜、カズンズと出会った。
彼はアメリカのポピュラー音楽やディスクジョッキーからなる、
連合軍向けの宣伝放送に従事するように日本軍から命ぜられていた。
GIたちをホームシックにして彼らの士気を低下させるためだった。
カズンズはアイバにアナウンサーとしてマイクの前に立ってみないかと
持ちかけ、自分が放送原稿を書くからそれを読んだところで彼女の
アメリカに対する忠誠はが疑われるようなことはないとアイバに保証した。
これが悲劇の始まりだった・・・
長くなったので、今回はここまで。
第二段に続きます・・





